2026年5月12日の畑

PVC100

2026年5月の畑通信:微生物のタワマン建設!? 「垂直堆肥パイプ」と「水浸し段ボール」で挑むW地盤改良

前回、見事に「木材化」した人参の悲劇をお届けしましたが、もちろんそれで立ち止まる私ではありません。
瓦礫だらけだった父の土地を「生きた土」へと生まれ変わらせるための試行錯誤は、まだまだ続いています。
今回は2026年5月12日に決行した、ちょっとマニアックでワクワクする2つの地盤改良(というより地下工作?)の様子をご紹介します!

作戦その1:自家製「垂直堆肥パイプ」で微生物を大歓待!
まずは、土の中の微生物たちに快適な住処を提供するための秘密兵器の作成です。
ホームセンターで直径100mm、長さ1mの蓋つきPVC(塩ビ)パイプを購入し、真ん中で半分にカット。
そこにドリルを使って直径約20mmの穴を無数に開けました。
さらに蓋にも直径3.5mmの小さな穴をポツポツと空けています。
これは、中で野菜や果物のクズが発酵した際、温度が上がりすぎるのを防ぐための重要な空気穴です。

完成したこの特製パイプを、畑に深さ約40cmの穴を掘って縦にズボッと埋め込みます。
そしてパイプの中へ、以下のご馳走をミルフィーユ状に投入しました。

  1. 刈り取って細かくちぎった草
  2. バナナの皮とリンゴの皮
  3. ちぎった枯れ草

さらに翌日には、バナナの皮を「おかわり」として追加投入する念の入れようです。
このパイプが土の中でじっくりと発酵し、やがて周囲の土壌へ栄養を広げてくれる「微生物たちのタワーマンション」になることを夢見ています

作戦その2:保水と栄養の隠し球!「水浸し段ボール」作戦
パイプ作戦と並行して、畑の一部を使って行ったのが段ボールを使った地盤改良です。
実は前日から、段ボールを水にたっぷりと漬け込んでおきました。
そして、先ほどのPVCパイプを埋めたすぐ隣の土の表面を少し削り、水を吸ってズッシリ重くなった段ボールを地表面下に敷き並べ、再び土を被せました。
土壌深くに潤いを保ちつつ、やがて段ボール自体が分解されて微生物のふかふかなベッド兼エサになるという一石二鳥の作戦です

段ボールは前日に水に漬けておきました

深さ約40cmの穴を掘ってPVCパイプを縦に埋める

PVCパイプの中に刈り取って細かくちぎった草を投入し、その上にバナナの皮とリンゴの皮を投入し、その上に枯草をちぎって入れた。翌日には、バナナの皮を追加投入しています。

PVCパイプを埋めた隣の土の表面を少し取り除いて、昨日水に漬けておいた段ボールを敷きならべた

取り除いた土を被せた

土の中の見えないエコシステムに想いを馳せて
穴掘りからドリル工作、そして怪しげな生ゴミの投入まで、傍から見たら「畑で一体何をしているんだ?」と不思議に思われるかもしれません。
しかし、かつて父が黙々と石を拾い集めていた硬い土地に、こうして自分の手で少しずつ工夫を凝らし、見えない微生物たちの働きを想像するのは、家庭菜園ならではの最高のエンターテインメントです。

果たしてこの「タワーマンション」と「水浸し段ボール」は、これから育つ野菜たちにどんな恵みをもたらしてくれるのか? それともまた予想外の失敗(?)が待っているのか。
結果は今後の成長とともにお届けしますので、ぜひお楽しみに!

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