2025年の記録:

かぼちゃ

2025年の記録:父の土と私の試行錯誤が結実した、恵みの一年

2023年に父から受け継いだ瓦礫の土地で惨敗を喫し、2024年はひたすら土壌改良に心血を注ぎました。そして迎えた2025年。果たしてあの「土作り」の努力は実を結ぶのか……。今回はメモを残していなかったため、写真の日付を頼りに当時の記憶を掘り起こしながら、我が家の畑に訪れた劇的な変化と、悲喜こもごもの1年を振り返ってみたいと思います。

春:3年越しのアスパラガスと、安価な苗への期待 まずは4月8日。2023年に植え付け、2024年はぐっと我慢して根に太陽の恵みを充填させたアスパラガスから、ついに初物の1本が顔を出しました!たった1本ですが、この2年間のエネルギーが詰まった最高の味わいでした。その後も少しずつ収穫が増え、定番料理で食卓を彩ってくれました。

今年最初に採れたアスパラガス
アスパラガスの定番料理

続く4月10日には、夏野菜の定番であるキュウリ、ピーマン、ナスの苗を2本ずつ定植しました。実はこれ、一番安価な苗だったのですが、この子たちが後々大活躍してくれることになります。

初夏:カボチャの悲喜こもごもと、土の不思議 家庭菜園の醍醐味といえば、ちょっとした思いつきでの実験です。スーパーで買って美味しかったカボチャの種を取っておき、4箇所に蒔いてみました。すると、奥の2箇所からは無事に芽が出たものの、手前の2箇所は何度蒔き直しても沈黙……。 思い返せば、手前の場所には雑草のクズや、栗の渋皮煮を作った後の甘い汁、さらには天かすなどを「肥料になるかな?」と安易に捨てていた気がします。おそらく、こんな環境の変化で土の中の微生物たちが死滅するか、逃げ出してしまったのでしょう。2024年にあんなに菌の力を借りて土作りをしたのに、我ながら反省です。こんな失敗を通して「土は生きている」と身をもって学ぶのも、土いじりの面白さですね。

5月9日育ち始めたカボチャ

一方、順調なエリアでは、育ちすぎた大根をそのまま土に埋めて肥料にするというワイルドな手法も採用しました。
5月9日にはカボチャもすくすくと育ち始め、夏野菜の苗たちも順調に葉を広げていきました。

5月9日のきゅうり、ピーマン、ナス

夏:土作りの成果が爆発!怒涛の収穫ラッシュ 5月26日、ついにキュウリの初物を収穫!ナスやピーマンも立派に育ち、カボチャには可愛らしい花が咲きました そして6月から7月にかけては、まさに収穫のピーク。6月25日、30日、7月2日と、次々にナス、キュウリ、ピーマンが採れました。かつて「芽が出ても大きく育たない、虫に食べられる」と嘆いていた2023年が嘘のようです さらに驚いたのはあのスーパーの種から育てたカボチャです。7月12日には力強く成長を続け、一部割れてしまったものから収穫を始めましたが、最終的にはなんと10個近くも採れる大豊作となりました!亡き父が拾い続けた石の跡を耕し、試行錯誤しながら育てた土が、ようやく「生きた土」になったのだと実感できた瞬間でした

ピーマンはこんな感じで育っています

5月26日ピーマン

かぼちゃを見るとついに花が咲いています

5月26日花が咲いたカボチャ

6月25日に収穫したナスときゅうりとピーマン

6月30日はこんな感じで採れました

7月2日の収穫

7月12日のカボチャはこのように成長し続けています

一部割れたのが見られたので一部収穫しました

秋:ダイソーの種で新たな挑戦、そして晩秋へ 夏の成功に気を良くし、秋口にはダイソーで2袋100円の種(人参とサラダ菜)を購入し、新たな挑戦をスタートしました。 10月7日には人参が小さなプラ鉢で無事に発芽し、間引きをしながら畑へと定植しました。同時にサラダ菜も蒔いたのですが、この日はあいにくの強風。カボチャの枯れ蔓を撤去した後にパラパラと蒔いたところ、種が風に乗ってあちこちへ飛んでいってしまいました。それでも「まあ、種はいっぱいあるし!」とあまり気にせず、手のひらで土にグッと押し付けて密着させるという、大雑把ながらも愛情たっぷりの種まきを行いました。

10月7日:人参が発芽したところ

10月7日の収穫です

夏野菜のピーマンとナスは、数は減ったもののしぶとく実をつけ続け、10月の後半に差し掛かる頃まで我が家の食卓を支えてくれました。(この辺りは収穫に夢中で写真を撮り忘れており、うろ覚えですみません……!)

写真と曖昧な記憶を頼りに綴った2025年ですが、こうして振り返ると、土壌改良の苦労が実を結び、野菜たちが確かな生命力を見せてくれた喜びの多い一年でした。これからも失敗を楽しみながら、父が遺してくれたこの土とともに、自然と向き合う日々を楽しんでいきたいと思います。

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